nobrin's blog

近未来の教育について発信するよ

ティーチング・マシン

スキナー(B.F. Skinner)の取り組み

 スキナーは行動主義心理学の考え方をベースにして、プログラム学習の考え方を示し60年代の教育の在り方に大きな影響を与えた。スキナーと言えば「オペランド行動」「スキナー箱」「ティーチィングマシン」で知られている。スキナーは、心理学は操作可能な刺激と反応との間には関数的な関係がありその分析が必要と考え、行動主義心理学を提唱した。行動主義心理学とは、「心理学は実証可能な自然科学の一分野であるべき」という考えに立脚し、S-R心理学とも呼ばれている。

 オペラント行動 (operant behavior)とは、その行動が生じた直前の環境の変化(刺激の出現もしくは消失)に応じて、その後にその行動が生じる頻度が変化する行動をいう。 スキナー箱によりオペランド行動を実験できる。箱にネズミを入れておき、レバーを押すとエサがもらえる仕掛けにしておく。ブザーが鳴った時、レバーを押すとエサがもらえる。 次第にブザーが鳴ると、レバーを押すようになる。レバー押しの動作が、餌で<強化された>という。

 

参考情報

http://edutechwiki.unige.ch/en/Programmed_instruction